なぜWildduckのトリシティは「公認車両」なのか?


警察関係者の皆様
トリシティの構造及び法規に関する情報提供は協力しております。


ここまで御覧いただいたお客様は、「トリシティーについてかなり御興味のある方」
「本気で購入を検討されている方」または「警察関係者の方」かと思います。

トリシティーの側車付って「グレー」なんでしょ?「違法」なんでしょ?
警察に捕まったら無免許になっちゃうんでしょ?
本当によくお客様から聞かれます…
それってネットに蔓延る、よく解らないけど儲かるから売っちゃえ!的なバイク屋みたいな輩から
「トリシティーってグレーなんだよね。でも警察も見ただけじゃわからないから買っても平気だよ」
と言われているからじゃないでしょうか?

確かに、ネットで「普通自動車免許で乗れるトリシティ」を探すと安いのから高いのまで
色々と見つかります。ただ、その車両のほとんどが「違法改造」や「虚偽申告車両」の可能性や
「メーター改ざん」「メーター交換」「事故車の外装入れ替え」など、僕のところで調べてみると
出てくるわ出てくるわ… 同じ販売側の人間として本当に情けなくなります。

弊社も同じような事をやっていたとしたら、とっくに潰れていますし、僕自身も「違法車両の提供」
「無免許運転幇助」などの罪で、「罰金」や「免許取り消し」になっているでしょう。
そしてお客様からは、民事事件で訴えられて、損害賠償請求されてスッテンテンになっているでしょう。
もしかしたら詐欺罪で、あっちの檻の中に収監されているかもしれません…
考えただけでも恐ろしいですが、そういうことを真摯に考えているのか?いないのか?
はたまた発覚し逮捕されても言い逃れできると思っているのか?いいかげんな販売をしている業者まがい
が本当に多いのが、この「トリシティ側車付軽二輪」です。


では、なぜ弊社が普通に販売していることが出来ているのか? そのあたりを、お話したいと思います!
(Youtubeでも発信しております。是非御視聴ください!)

まず、弊社のトリシティーは「公認車両」です。
公認車両とは読んで字のごとく、「おおやけにみとめられたしゃりょう」ということです。

では本題の「なぜ公認車両なのか?」というと、それはひとえに「努力」と「研究」と「多大な費用」
の賜物です。
そして、その結果に対する答えを導き出してくれたのは、
「登録専門業務30年の先生」「顧問弁護士先生」の、
二強のおかげです。

道路交通法と道路運送車両法について、本当によく調べました。
そして各関係機関にも何度も問い合わせし
いただいた答えを基にして、また研究しました。
そして結論については、自論になっていないか?弁護士先生に見ていただいて、回答をいただき、
修正したり書き直したり、の繰り返し。
自分でも良くやったと思います。。。


ここからが本題です…
Wildduckのトリシティーは、なぜ「公認車両」
なのか?!

その最大の理由は…

私が以前に販売したトリシティを乗っていた、2人のお客様が交通違反をしました。
「一時停止義務違反」と「速度違反」です。
(この違反で捕まる方が非常に多いので、気をつけてくださいね)

その際に取締りをした警察官の方々が、側車付軽二輪、特にトリシティの構造を解らなかった為、
運転者は無免許運転の嫌疑をかけられました。
四輪免許で二輪車を乗っている、と認識したからでしょうね。
そして、販売した私も、もちろん一蓮托生です。「違法改造車の提供」と「無免許運転幇
助」の嫌疑をかけられました…

上記どちらも違反者とされたら、違反点数は25点、罰金50万円、
免許取消、そして欠格期間(免許が取れない期間)が2年、とかなり
重い罪です。
そして行政処分だけではなく、刑事処分も加わるので「前科一犯」
になります…

ここからが大変です…
時期こそ違いますが、埼玉県内にある、2箇所の警察署(蕨の1個前の所と122号線沿いの所です)
任意出頭の呼び出しを受け、午前九時から午後六時、と、午後一時から午後五時までの2回、警察署内の取調室にて取調
べをされ、供述調書を作成され、埼玉検察庁に書類送検されました。(本気で疲れました)

ついでに申し上げますが、この時の蕨の1個前の所の担当警察官は、「道路交通法違反だと思っている。」と言いました。「道路交
通法違反です」ではなく、「道路交通法違反だと思っている」です。
この違いは大きいです。
なので、僕が食い下がっていると「私にはわかりません!後は検察が決めるので!」と言い放ちました。
結局の所、警察では答えが出なかったわけです。
なので、僕の調書をなんとしても検察庁に送りたかったわけです。
そして検察庁で審議させたかったわけです。

122号線沿いの所は、もっとひどいです。朝6時半に電話をしてきたのですが
「おい!てめぇがこっちに来ないから捜査が前にすすまねーんだよ!いつくるんだよ!」と開口一番
怒鳴られました。なんで僕が行かなきゃいけないのか、尋ねると「無免許運転幇助だよ!」とまた
怒鳴られました。そんなことしていないと説明しても、「いつくるんだよ?」強い口調で迫られるので
仕方がなく曜日を決めました。そして任意出頭して怒鳴りつけてきて警察官に会って話を聞いてみたとこ
ろ、全くの言いがかりというか大間違いでした。(ふざけんな!)
しかし相手は国家権力です。自分達の間違いはそう簡単に認めません。あまり詳しくは書きませんが、
全くわかっていない警察官にトリシティの構造説明や運輸支局での登録内容など事細かに説明し、
供述調書の作成に協力してあげましたが、最終的にその警察官が言った事は「僕にはわかりません」です。
そしてお決まりの「この調書を検察に送り、この判断は検察官がしますので…」でした。

まぁ、両者共に書類送検さえしてしまえば「取調べをした」という「自分の加点」につながるからです。
結局の所、取調べをした警察官の「自分本位」の考えと「無知」の為にたくさんの人たち(購入した
お客さん、弊社、その警察官の上司、検察官、などなど)が時間を無駄にしたわけです。
こういう警察官の事を、他人の時間を盗むので「時間泥棒」と言います。
あなた方はそれで給料が出たでしょう。調書も作れて満足したでしょう。
でも私は大切な時間をあなた方に「泥棒」されたんです。
あなた方がもう少し賢かったら、こんな事にはならなかったでしょう。
警察官の方々、日々勉強をよろしくお願いいたします。

そして、最初の警察署の呼び出しから一年後位に、
埼玉検察庁から「ご丁寧な呼び出しのお手紙」が届きました。
用件は「トリシティーの構造変更の件について」ということでした。
(とうとうきたか。と本気で焦りました)
指定された日時に検察庁に出向き、検察官とトリシティについてたくさんの質問をされて、それに回答をし
供述調書を作成され、それにサインをして終わりました。(本気でどどどーっと疲れました)

ちなみに、検察官の取り調べの際に「警察官が任意の取り調べに対して怒鳴って出頭を要請した事」
「調書作成について思ってもいない事や言ってない事を強要された事」なども伝えました。
そしてトリシティの構造変更に関係するデータを厚さ10センチに及ぶA4サイズの用紙にびっしりと
記載して持って行きましたので、検察官が起訴するか不起訴にするかの判断材料には充分に役立ったと
思います。

ここからは説明です…
警察は、路上で取締りをし、違反者を検挙し、軽微な違反なら罰金、重大な違反なら取調べをして供述調書を検察庁に書類送検する
機関です。(道路交通法に関してだけのお話です)
検察は警察と違い、起訴するか?不起訴にするか? 簡単に言えば裁判するか?しないか?を
決める機関です。
私が作ったトリシティーですが、警察が嫌疑をかけたとおりの「違法車両」なら、私は起訴されて有罪に
なっていたかもしれません。
しかし!
私には有能な先生方がいますし、全ての各機関にて調べつくし、法に照らし合わせて製作した車両です。
それを当時の資料を用意して検察官の質問に答えました。

結果は… 不起訴でした

不起訴ということは、私がお客様に提供しているトリシティーに「違法性有り」と感じなかったから
検察官は不起訴にしたのです。
言い換えれば、検察官が「公認車両」と認めてくれたことになります。

そして一度不起訴になっているので、同じ方法で販売している当社のトリシティーは、今後も
「違法車両」と言われることは無く、「公認車両」と扱われます。

もちろんですが、埼玉陸運支局にて「公認」と言われていますので、違法車両ではありませんが、
そこにつきましては、現場で取締りをしている警察官にも、わからない事、知らない事は多数あります。
だからこそ、当社は御購入いただいた、または側車付軽二輪に構造変更を御依頼いただいたお客様に
「警察官応対解説書」をお渡ししているわけです。

当社でトリシティーを購入の際に、興味がありましたらお尋ねください。
●検察庁から来た「お尋ね」の手紙
●検察庁から届いた不起訴通知書
もちろん!お見せいたしますよ。


日本広しと言えども!
@警察署に呼び出されて(電話で豪快に脅されました)
A取調室で取調べをされて(かなり引っ掛け質問がありましたね)
B書類送検され(呼ばれるまで1年くらいありました)
C検察庁に呼び出されて(丁寧なお手紙なので余計に不安になりました)
D取調室で取調べをされて(検察官は真摯な対応でした)
E不安な日々を過ごし(胃に穴が開くくらい辛かったです)
F結果は不起訴となりました(全身の力が抜けるくらい安堵しました)
こんなバイク屋は全国でも、なかなかいないと思います(笑)

参考までに
僕がこの件で検察にて不起訴処分になったのは刑事罰です。
しかし、警察での処分は行政処分になるのでこれは別物です。
◎刑事罰は罰金刑や懲役刑を決める事です。
◎行政処分は免許の点数を減らしたり取り消しを決める事です
従いまして、検察で不起訴になりましたが、免許が取り消しになる
ケースも無いわけではありません…詳しくは法律家にお聞きください。
ちなみに僕の免許は…更新のハガキが来たので近くの警察署で更新して
ゴールド免許になりました(あ〜よかった)



弊社にたくさんのお電話をいただき、トリシティに興味を持っていただき誠に嬉しい限りなのですが
皆さんの中で大きな勘違いをしている方が多々いらっしゃいます。
弊社で取り扱っているトリシティの側車付軽二輪車両は、陸運支局に構造の変更を申請している
「公認改造車」です。
その改造車を、専門店ではない「フリマサイト」「ネットオークション」、はたまた「ノークレーム」
「こちらはバイクショップではありません」などと言っている方たちから、なぜ購入するのでしょう?
あなたが購入しようとしている先は「一般人」または「バイクショップみたいなことをやってる人」です。
弁護士専門行政書士もいないでしょうし、製作所で依頼する為の図面も描けない方でしょう。
そんな方から「安いから」という理由だけで、なぜ購入してしまうのでしょう?

それは「改造車」だという認識不足から来るものだと、弊社は感じています。

よくよくお考えください。

ちょっと車両の事知っている、或いは所有していた、
というだけの方から、安易に購入してもし捕まったら
以下の罪になる可能性があります。
もちろん売った側にも責任があります。

@無免許運転罪(乗って走ったあなたの事です)
A違法車両の提供(売った相手の事です)
B無免許運転幇助罪(これも売った相手側の事です)

どれも刑事処分になりますので
@罰金50万円
A免許取消
B欠格期間(免許が取得できない期間です)2年間
Cそして最大の、死ぬまで「前科一犯」です。
こんな罰が待っています。。。

こんな危険極まりない車両だからこそ、弊社では弁護士や専門行政書士などの先生方にバックアップを
お願いし、金属加工の信頼できる製作所にパーツの製作をお願いしている次第です。
だからこそ弊社のトリシティは日本唯一の「公認車両」なのです。

ご理解いただき、ご興味を持っていただければ幸いです。

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